EV その3

EVの可能性など、雑事でちょこっと書いてきた流れで、前回、インドで2030年までに国内販売の自動車を電気自動車に限定するとニュースをチラッと取り上げたが、、、

世界的に、地球温暖化は喫緊の問題であり、温室効果ガスを減らさないとならないとの方向で進んでいる。
(地球温暖化の正否や判断は、ここではおいておく)
先日、パリ協定から、米が抜けるとのニュースが大きく取り上げられ、排出量第一位のチャイナは取り組みを進めるとのこと。
(努力義務がベースのパリ協定の実効性や内容の是非もここではおいておく)
目の前の自国産業の保護とこの産業の大転換に於いてのビジネスチャンスと見た の対比にも見える・・・。

インドのニュースの他にドイツの議会でコチラも2030年までにEV限定、オランダの下院でも2025年までに、ノルウェーの気候・環境大臣も同様の内容でやり取りがあったりと、決定ではないが、EUではCAFE方式ですでに規制が始まっており、乗用車に対し、 2015年の130g/kmから2021年の95g/kmの規制が決まっている。
欧州各メーカーで、ここのところで特に現行ハイパフォーマンス車のPHV車が急に増えているものこの規制対策と思われる。
(ちょっとインチキっぽいけど)

インドの温室効果ガスの排出量はアメリカ、EUに続く第4位であるがパリ協定には参加、やはり大気汚染にも悩んでいる様で、バッサリ内燃機関を切ってしまうことでステップアップするつもりなのか。
インフラは?となるが、別ニュースで東芝/WH絡みの原発政策が話題になったように、電力の確保も国策として進めており、中国にも迫る世界2位の人口を誇ることから、周りの先進国含めいろんな面から"これから"を期待してしまうのだろうか。
こと車関係となると、"タタ"が有名で、負遺産になりつつある"ナノ"もあるが、ジャガー・ランドローバーを買収したりVWと提携したりとスズキに続くインドを代表するメーカーで他にも数社あります。
でも、現在でもインドの国民車と言えばスズキでしょうか。(その低コスト量産を狙ったVWだったが、提携解消もニュースになった)しかし、そのスズキは、EV車は現在ラインナップがなく昨年末から販売されているソリオで、今までのマイルド・ハイブリッドと併行してEV走行可能なフル・ハイブリッドをラインナップ。いずれこれをベースにEV化するんでしょうか。

そして、インフラ最大のネックとして、充電時間を取り上げたこともあったが、今年の3月に伊勢市の安全試験所でEV用高出力充電器を使ったデモがあった様。主催は「チャデモ(CHAdeMO)協議会」。
現在の上限50kWを150kWに引き上げるテスト的な内容だったらしいが、1/3の時間で済むって事らしいが(機器が対応していれば3倍の電力突っ込めばそりゃ1/3になるでしょ)。。。
そのチャデモだが、珍しく欧州軍団に対抗している世界基準で実地では一歩リードしている様です。(数種の意味の中で充電している間、"茶でも"って日本的なダジャレ命名。。。)

などと、色んな分野での市場での世界的な綱引きごっこ。
欧州EV化も、実は現実的にはハイブリッドが本命だけど、すでに日本車には技術的に勝てないので、一気にEVへと行かざを得ない とか、いろいろとドロドロした部分も見えてくる。

いろいろ見ていたら、芋づるの様に色んな分野の駆け引きが見えてくる。
今回は思いつくまま、それらをピックアップ(手抜き?)。
最後に、カナダGPでも散々だった、ホンダさんのプレス・リリースの抜粋。
■電動化技術の導入強化
<四輪車>
・2030年に四輪車グローバル販売台数の3分の2を電動化することを目指しています。
・ハイブリッドシステムをベースとする、Honda独自の高効率なプラグインハイブリッドシステムを採用したモデルを、今後の開発の中心とします。
・ゼロエミッションビークル(ZEV)についても、燃料電池自動車(FCV)に加え、電気自動車(バッテリーEV)の開発を強化します。
・バッテリーEV:2018年発売予定の中国専用モデルに加え、他の地域に向けても専用モデルを現在開発中、今秋のオートショーにてご紹介します。
・開発速度を速めるために電動車両の開発体制を強化、パワートレインから車体まで1台を一貫して開発する専門組織「EV開発室」を昨年10月に研究所内に設立しました。
<二輪車>
・コミューターでの電動化を目指しており、2018年に電動スクーターなどの投入を予定。
・脱着式で簡単に交換・充電ができる「モバイルバッテリー」を用いた、利便性の高い電動コミューターのシステムを研究・開発しており、日本にて日本郵便との協業において実証実験を検討しています。

と、やはり世界の潮流に乗らんとする意向が、この部分だけでも見えてきますネ。

今回はこの辺りで。
また、EVについては今後色んな角度から取り上げてみます。
01_quarter-front-view.jpg
今回の画像は、"日本の小規模な部品メーカーにとっての、技術ショーケース"を目指したとされる和製EV GLM G4。
(インタービューでも充電時間/コストやインフラの件は、あまり詳細がなかったようなのが・・・)


ではでわ。

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