2016/04/29
車両あれこれ 番外編
今回は、前回予告の日産で考えていたのですが、、、
その日産発信の三菱の一件が業界を揺るがしておりますので、
まったくの個人的見解を少し書いてみたいと思います。
某民放で(すでにアーカイブからは消されているらしい)NMKVの設立から開発現場の紹介があり、やはり最後は車両としての評価よりも(表記)燃費への苦労で締められていた様に覚えています。
国営放送の某番組のパクリのような構成でもありましたが、燃費の件もそうですが、なぜ日産と組むのか いろいろと不自然な印象を持ったことも確かです。
最後は、燃費の戦いになるはずなのに、装備について、日産側からの不必要なまでの要求場面。
小型車用のハイブリッドや超軽量化などの飛び道具を持たない両社が組んで、どうするの?
と思っていたけど、三菱が大風呂敷を広げたか。
また、日産も自社基準とやらを見抜けなかったのか。。。などと今更ながら思うこと多々。
三菱の体質を問題にするジャーナリストや評論家も多いけど、今回はさすがに商事/重工/銀行の3本の矢も(いやダイヤか)効かないか。
実際は購入しない燃費SPLグレードの、燃費表記がそんなに重要か?とも思うが、まぁ嘘はいかんね。
停止前のエンジン停止、信号が変わり一斉にセルの音が響くケッタイな風景が当たり前になった今日この頃、皆様はどう感じますかね。
MMCの看板や関連で飯食ってる方や、直前で注文書にハンコついた方、、、所謂当事者以外は、"困ったものですね" で終わってしまうのかなぁ。
(X2の初フライトやMRJの2機目の話題もあり、いすゞの様に、乗車部門撤退 なんてことにならないことを祈っています。)
三菱も、日本のモータースポーツ創生期からコルトの名称で輸出もくろみと共に参戦してきました。
少し前なら、パリダカのパジェロがイメージの筆頭で土系のイメージが強いのですが、箱車の日本GPの中止等もあり、フォーミュラを自社のシャーシとエンジンで走らせていた時期もありました。
R39と聞いて、ウンウンと頷くあなたは、相当な三菱マニアかと・・・。

その後は、皆さんの知るランタ(ランサーEXターボ)が主役となり、スタリオンを経てギャランVR-4へ。
同時期にマラソンラリーであるパリダカにパジェロが当初は無改造クラスで活躍し、その後の歴戦へ。
国内でも、全日本ラリーを初めとするイベントにラリーアートの冠のもとユーザーサポートを手厚く行ってきました。
コルトもランサーもパジェロも初出場から活躍し技術には定評があり、フルタイム4WDでスポーツできる制御を地道に開発してきたのも三菱です。(GT-RのATTESA E-TSはどちらかというとスタンバイ4WDの発展型なので除外)
ただ、いかんせ視点が古かった。
パリダカでシノケン(篠塚健次郎)さんが日本人初の総合優勝で沸いた時期に、トヨタは初代プリウスの販売を開始。
ローマは一日にしてならず・・・。
やはり財閥グループ内の弱小乗用車部門としては、先端技術開発には動き辛かったのだろうか。
海外専門ブランドも、レクサス・インフィニ・アキュラよりも前にダイアモンド・スター・モーターズなんてのもあったんだが。
目付は良いんだが、うまく続かない のが伝統か。
今回の一件では、あれこれと邪推することも多く、今回はこのような内容に。。。
個別のバイヤーズガイド的車両紹介は、また別の機会に。
でわでは。